このページは、清泉女子大学の在学生を対象として、ネットワークを利用・活用する中で、利用者自身が危ない・心配な状態になったときに助けになることを意図して作られています。従って、利用者が危ない・心配な状態にならないように予防したりネットワークの不正・不適切な使い方を制止するためのものではありません。
ここに記載された内容は、過去の事例や判例や専門家の意見などを参考にして十分に信頼がある助言内容であることを目指しています。しかし、その助言内容について、清泉女子大学およびその構成員が法的責任を負うものではありません。また、いずれの助言内容も、あなたの身の安全にかかわるような緊急事態を想定していません。そうした緊急事態においては、以下に助言内容にかかわらず、警察(場合によっては家族や近隣住民や友人などを含む)に通報・連絡するなど身の安全を最優先に行動してください。
「期日までに料金のお振込みを確認できない場合には、ご登録いただきましたご住所まで、XX地方裁判所から指定された担当者が、延滞料と手数料を含めて料金回収に伺います。」などと記されたメールや葉書を受け取ったとき、絶対に守るべきこと・やってはいけないことがあります。
「サイトを登録・利用したおぼえがない」場合にはもちろんのこと、たとえ登録・利用したとしても、それが「登録・利用の操作確認もないまま勝手に登録された(ワンクリック詐欺)」とか「脱退・退会しようとしても操作できない・対応してもらえない」とか「『登録無料』『2000ポイント無料進呈』などと無料と思わせる詐欺的宣伝があった」とか「仮登録のお知らせを受け取って無視していただけ」などの場合にも、一方的な料金請求には応じる必要がありません。
上のようなケースに当てはまると考えられる場合には、まず何よりも以下のことを守ってください。
では、どうすればいいのでしょうか?
そもそも「登録・利用した覚えがない」など、自分に非がないと判断できる場合には、請求を無視すればそれで大丈夫です。心配があれば近くの警察に被害届を出してください。
一方、身におぼえがある場合や自分にも非があるかもしれない(自信がない)と思う場合、また、無視していても繰り返し連絡が来る場合には、次のようにしてください。大学の一斉休業期間や年末年始・連休中などでなければ、 清泉女子大学情報環境センターに事情を連絡・相談してください。大学の休業期間や連休などでなければ、近くの警察署に届けるか、別記の相談先に問い合わせてください。その際、証拠として、メールは消さずに葉書は廃棄せずに保管しておくなどの準備・対応が望まれます。いずれの相談先においても、その相談内容は、あなたが希望する範囲において秘密が守られます。
その掲示板やメーリングリストやブログが、自分以外の人が管理・運用しているものであれば、その管理・運用をしている人、もしくは、さらにその上位の管理者であるプロバイダなどに連絡・相談することを検討してください。内容や相手から考えてそうした相談先が適当でないと思われる場合、および、そうした相談先に相談しても適切な解決が得られない(得られそうにない)場合には、次のようにしてください。大学の一斉休業期間や年末年始・連休中などでなければ、 清泉女子大学情報環境センターに事情を連絡・相談してください。大学の休業期間や連休などでなければ、別記の相談先に問い合わせてください。
ただし、犯罪行為としての対応を希望・必要とする場合には、近くの警察署に届けてください。その際、証拠として、メールは消さずに、掲示板やブログについては印刷しておく、などの準備・対応が望まれます。いずれの相談先においても、その相談内容は、あなたが希望する範囲において秘密が守られます。
ネットワークで行われているオークションやフリーマーケットには、必ず、それを運営している組織(プロバイダ)があります(たとえば、ヤフーオークションであればヤフージャパン、など)。そこで、不正行為が疑われた時点で、直ちにそれら運営側組織に連絡・相談してください。明らかに不正行為であると確信した場合には、警察への被害届を出すことも重要です。ただし、そうした連絡・相談、被害届をしても、それによって詐欺にあった代金・商品が取り戻せるわけではありません。
また、インターネットショップについては、そのショップとは別に運営側組織がある場合(たとえば、楽天市場内ショップの場合には楽天)には、そうした運営側組織に連絡・相談してください。明らかに不正行為であると確信した場合には、警察への被害届を出すことも重要です。ただし、そうした連絡・相談、被害届をしても、それによって詐欺にあった代金・商品を直ちに取り戻せるわけではありません。
いずれの場合でも、オークションやショッピングにかかわった記録(商品を掲載しているページやメールなど)を保管・印刷しておく、などの準備・対応が望まれます。また、犯罪捜査とは別の処置(示談などの交渉)を望む場合には、別記の相談先に問い合わせてください。
そもそも、著作権法などの関連する法に照らして、その行為が適切であるかどうかがわからないと、どうすればよいかもわかりません。著作権法に限っては、別記の著作権情報センターで個別の電話相談を受け付けています。ただし、これは問題解決のための窓口ではありません。問題解決のためには、問題の深刻さに応じて、清泉女子大学情報環境センターに相談するべき事態から、弁護士などの専門家に有料相談するべき事態、さらには、警察に被害届を出すべき事態まで、さまざまな可能性が考えられます。
コンピュータウイルスの種類によっては、そのコンピュータがネットワークに接続されているだけであなたが記録している他人のメールアドレスに自動的にメールを差し出してしまう、とか、操作をしなくても文書やデータを破壊してしまう、などのように、あなたが何もしなくても多くの被害をでることがあります。具体的な対処方法はコンピュータの種類と症状によるので、できるだけ具体的な情報(正確な機種名、症状、など)情報環境センターや専門店などに相談してください。どうしても使わなくてはならない場合には、購入してきた最新のワクチンソフトウェアをネットワークに接続していない状態のコンピュータに導入して、それを使ってウイルスチェックをしてから利用してください。くれぐれも、コンピュータをネットワークに接続した状態のまま電源を入れないで下さい。
パスワードの場合には、まずそれを変更してください。そして、その不正利用が疑われる場合には、利用先に連絡をして、不正利用されているかどうかの記録を要求・参照してください。クレジットカード番号の場合には、ただちに、クレジットカード会社に電話連絡をして、その指示に従ってください(24時間対応している会社もあります)。多くの場合、警察への被害届を出すように指示されます。
大学の一斉休業期間や年末年始・連休中などでなければ、 清泉女子大学情報環境センターに事情を連絡・相談してください。大学の休業期間や連休などでなければ、別記の相談先に問い合わせてください。ただし、犯罪行為としての対応を希望・必要とする場合には、近くの警察署に届けてください。その際、証拠として、メールは消さずに、掲示板やブログについては印刷しておく、などの準備・対応が望まれます。いずれの相談先においても、その相談内容は、あなたが希望する範囲において秘密が守られます。
近くの警察署、または、各都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口へ届け出てください。